(2020/7/02)楽天ペイの還元率が変更(0%→1.0%)となっているので記事を更新しました。
最近楽天から色々な決済サービスが出ていますね。
結婚式場探しやポイントサイトみたいなものまで出てきています。
さてそんな楽天ですが実はややこしいことに3つの決済手段を公開しています。
- 楽天カード
- 楽天Edy
- 楽天ペイ
ややこしいですね。。
これ全部正しく把握できていない人もそこそこいると思います。
私も最初は視界に入れないようにしていましたが、お得に決済しようとすると避けては通れない道になので、あきらめて頑張って覚えました。笑
今回は楽天カード、楽天Edy、楽天ペイの違いについて、また中でもどれがお得かについてお伝えしたいと思っています。
楽天カード、楽天Edy、楽天ペイの違い
まずそれぞれ3つのサービスについてですが、それぞれ決済方法が異なります。
- 楽天カードはクレジットカード
- 楽天Edyはプリペイド型電子マネー
- 楽天ペイはコード決済(QRコード決済)アプリ
クレジットカードについては、なんとなくはわかるでしょうか?
恐らくややこしいのは楽天Edyと楽天ペイですかね、、
「プリペイド型電子マネー」とか「コード決済アプリ」とかいきなり言われても、正直ピンとこないと思います。
なので、それぞれの決済について、簡易な図を用いて仕組みと使い方を説明していきたいと思います。
楽天カード
楽天カードの仕組み
下記のフローで決済が行われます
①楽天カードでお店に代金を支払い
②お店がカード会社に売上を請求
③後日楽天カード使用者に対して、使用分の代金を請求
特徴としては決済の流れがシンプルです。
後ほど説明する楽天Edyや楽天ペイでは、事前のチャージであったり支払い方法の登録であったりと、使用までに事前の準備が必要となります。
楽天カードの使い方
楽天カードはクレジットカードですので、なんとなくわかりますかね?
お会計の際に、レジでカードを渡せばいいです。
専用の機器でカードを読み取ることで決済が完了します。
楽天Edy
楽天Edyの仕組み
下記のフローで決済が行われます
①事前に楽天Edyにお金をチャージ
②楽天Edyでお店に代金を支払い
③お店が電子マネー発行会社に売上を請求
④即時に楽天Edyに代金を請求
特徴は、何といっても事前の入金と素早い引き落としです。
使いたい分だけ事前にチャージしておけるので、現金同様お金の管理が楽になります。
また、使用した代金はEdyの残高から即時に引き落とされるので、現在の残高確認が容易です。
楽天Edyの使い方
Edy機能付きのクレジットカードや、スマートフォンにインストールしたEdyアプリを専用の端末にタッチすることで決済が可能です。
ただし、前述したように使用したい分のお金を事前にチャージする必要があります。
チャージには様々な方法が用意されており、クレジットカードからの入金や銀行口座からのチャージが可能です。
また少し面倒ですが、コンビニ等を利用することで現金でのチャージも可能です。
毎回チャージが面倒な場合は、Edyの残高が○○円以下になったら、○○円自動でチャージする「オートチャージ機能」もあります。
仕組みとしては、SuicaやICOCAといった交通系電子マネーに近い存在です。
楽天ペイ
楽天ペイの仕組み
下記のフローで決済が行われます
①事前に楽天ペイでの引き落としカード情報を登録
②楽天ペイでお店に代金を支払い
③お店がコード決済会社に売上を請求
④楽天ペイに登録したカード使用者に対して、使用分の代金を請求
特徴は、事前に必ずクレジットカードの登録が必要な点です。
カードの登録さえしておけば、スマートフォン一つで買い物となり、残高を気にする必要もありません。
スマートフォンアプリの中にクレジットカードが入っているようなイメージになりますかね。
ただし、あくまでアプリなので、スマホの電源がきれると使用できないという欠点もあります。
楽天ペイの使い方
楽天ペイはスマホやタブレットでコード決済するアプリです。
なので、決済する場合の引き落とし先として、事前にクレジットカードをアプリに紐づけておく必要があります。
カードの紐づけが完了すれば、あとはお店で使用するだけです。
楽天ペイには、「バーコード決済」「QRコード決済」「セルフ決済」の3種類の決済方法があります。
「バーコード決済」は下記の画面を店員に見せて、専用の機械でバーコードを読み取ってもらって決済します。
「QRコード決済」はアプリのQRコード読み取り機能で、お店の端末のQRコードを読み取って決済します。
「セルフ決済」はアプリから利用したお店を選択し、自身で利用金額を入力して決済します。
楽天カード、楽天ペイ、楽天Edyの還元率
さて、それぞれの決済方法についてはご説明しましたが、皆さんの関心は還元率ではないでしょうか?
結局どの支払いがお得なの?という疑問についてもお答えしていきたいと思います!
楽天カードの還元率
まずは、楽天カード決済時の還元率について説明します。
- 楽天カードの決済で100円につき1ポイント還元
他には特にないので、1.0%ポイント還元率となります。
楽天Edyの還元率
次に楽天Edyですが、楽天カードから楽天Edyにチャージした場合について説明します。
- Edyへのチャージで200円につき1ポイント
- Edyでの支払いで200円につき1ポイント
合計で1.0%ポイント還元率となります。
この場合還元率は楽天カードでの支払いと同じですね。
ただし、Edyにチャージするクレジットカードや、Edyの支払いでためるポイントを変更することで、楽天ポイント以外のポイントもためることが可能になります。
我々陸マイラーなら、ANAマイルを貯めることだって可能です!
楽天EdyでANAマイルを貯める方法については、下記で説明しています。
楽天ペイの還元率
最後は楽天ペイについてです。
楽天ペイの還元率は、支払い方法によって変化します。
これに関しては実際に見てもらった方が早いと思うので、表形式でまとめてみました。
支払い方法 | 還元率 | |
チャージ払い (楽天キャッシュ) |
楽天カードからチャージ | 1.5% |
楽天銀行 or ラクマからチャージ | 1.0% | |
楽天ポイント支払い | 1.0% | |
楽天カード支払い | 1.0% |
楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、その残高で支払った場合の還元率は下記となります。
- 楽天カードから楽天ペイへのチャージで、100円につき0.5%ポイント
- 楽天キャッシュ(チャージ残高)を利用した楽天ペイの支払いで、100円につき1.0%ポイント
合計で1.5%ポイント還元率となります。
還元の内訳については、少々複雑なので別記事で詳しく解説しています。
難しいことは嫌!という方は、楽天カードでチャージして、楽天キャッシュ残高(チャージ残高)で支払えば、1.5%還元と覚えておけばいいでしょう。
結局どれが一番お得なの?
楽天カード、楽天Edy、楽天ペイとご紹介しましたが、どのキャンペーンも気にせず、純粋なポイント還元率だけに焦点を当てた場合、最もお得な決済方法は「楽天ペイ」となります。
楽天カード、楽天Edyが1.0%還元なのに対して、楽天ペイでは1.5%還元まで狙えます!
ただ、楽天ポイント以外のポイントも集めたいときは「楽天Edy」、楽天ペイもEdyも使えない場合は「楽天カード」といった使い分けも重要ですし、キャンペーン開催時はお得度が逆転したりもしてきます。
ポイントを貯めたいのであれば、常にアンテナを張りつつ、えりごのみはせずになんでも使っていきましょう!
以上、「楽天カード」「楽天Edy」「楽天ペイ」の違いとは?結局どれが一番お得なの?についてでした。
これらのサービスをお得に利用するには、楽天カードが必要不可欠です。
まだお持ちでない方は、年会費も無料なのでこの機に1枚作ってみてはいかがでしょうか?
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