先日Kyashで良いニュースと悪いニュースについてお伝えしましたが、なんとそこから約1週間で衝撃の発表がありました。
「残高利息」サービスの見直しについて。
(つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ・・・
「残高利息」サービスの見直しについて。
えぇぇぇぇ。
とーみね、もうKyashにお金放り込んでしまいました。笑
とりあえず50,000円ほど放り込んでみる pic.twitter.com/svyUFW82WZ
— とーみね@陸マイラー? (@miler_tomine) December 6, 2020
ぐぬぬ、何と間が悪い・・・
と、とりあえずお金は引き出しておくか・・・
あぁぁぁ、引き出し手数料忘れてたぁぁ。
くっ、220円がもったいなくて引き出せない、、
さて前置きが長くなりましたが、今回の改悪について少し考察しておきたいと思います。
「残高利息」サービスとは
出典:Kyash
「残高利息」サービスは、2020年12月8日(火)に配信するバージョン8.0.0で追加される予定となっていたサービスです。
内容はいたってシンプル。
年利1%の「残高利息」を毎月付与するサービスを開始するというものでした!
残高利息の詳細については、こちらの記事でまとめているので、よければご覧ください。
残高利息はなぜ見直しとなったのか?
Kyashからのプレスはこちら。
「残高利息」サービスの内容見直しについて
株式会社 Kyash(本社: 東京都港区、代表取締役: 鷹取 真一)は、12月1日(火)付で「残高利息」サービス(以下「本サービス」といいます。)についてご案内いたしましたが、各方面より大変多くの反響をいただき、当初想定していなかった混乱が生じる懸念があることなどを踏まえ、予定していた12月8日(火)からのサービスリリースを一旦中止し、本サービスの呼称及び内容を見直すことといたしました。 皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう何卒よろしくお願いいたします。
引用:Kyash
Kyashの言い分としては、混乱が生じたから中止にしたと。
では、どういう混乱が生じたのか?
どうやら、資金移動業の免許で今回のサービスを始めることに対する指摘が色々とあったようです。
Kyashの言い分は、「Kyash内のマネーは残高であり預金ではない。なので、資金移動業免許で残高利息のサービスを始める」というもの。
確かにKyash内で取り扱える残高の上限は100万に設定されており、これは資金決済法で定められた「1回の送金100万円以下」に抵触しないようにしたと思われます。
あくまで残高100万円までチャージ可能なプリペイドカードという位置づけにしたいKyash側の思惑ですね。
しかしながら、今回の残高利息サービスにより、100万円をチャージして最大限利息をもらおうという動きが出てきました。
でもよく考えてみると、利息をもらうために100万円を預けるという行為は「預金」にあたるのではないでしょうか?
そうすると、このサービスを展開するには資金移動業の免許(資金移動業の免許では、預金の受け入れはできない)ではなく、銀行行の免許が必要になるのではないかという疑問が生まれます。
これが今回の騒ぎの根幹ですね。
上記の問題をクリアするには、銀行業の免許取得が余儀なくされそうなので、サービスインには少し時間がかかりそうな予感です。
つまり、とーみねが入金した5万円が日の目を見るのは当分先になりそうです・・・。
以上、Kyashの残高利息サービスが見直しに!?サービスイン中止の背景に迫る!でした。
そういえば、良いニュースに当たる「残高利息」は見直しになりましたが、悪いニュースにあたる「ポイント還元上限の変更」は見直されないのでしょうか・・・