2021年7月に突如現れた「三井住友カード ゴールド(NL)」ですが、最近とあるカードと似ているという話題が多く上がるようになってきました。
そのカードとは・・・
とーみね大好き「エポスゴールドカード」です!
何が似てるって、年会費の仕組みやボーナスポイントの制度がそっくりなんですよね。
まさかパク
ゲフンゲフンなんでもないです。
さて、似ているなんて言われると気になるのはこの一点。
一体どちらのカードの方がお得なんだろう?
ということで、今回は似て非なる2つのカード「三井住友カード ゴールド(NL)」と「エポスゴールドカード」を比較し、どちらがお得なのか考察してみたいと思います。
三井住友カード ゴールド(NL)の基本スペック
出典:三井住友カード
年会費(税別) | 家族カード(税別) | ETC(税別) |
5,000円 ※ | 無料 | 500円※ |
国際ブランド | ポイント名 | 還元率 |
Visa/Mastercard | Vポイント | 0.5% |
※ 年間100万円の利用で、翌年度以降年会費無料。また、インビテーションによる発行でも翌年度以降年会費無料。
エポスゴールドカードの基本スペック
年会費(税別) | 家族カード(税込) | ETC(税抜) |
5,000円 ※1 | 無料 ※2 | 無料 |
国際ブランド | ポイント名 | 還元率 |
VISA | エポスポイント | 0.5% |
※1 年間100万円の利用で、翌年度以降年会費無料。また、インビテーションによる発行でも翌年度以降年会費無料。
※2 エポスファミリーゴールドカードを年会費無料で作成可能(審査あり)
カードの取得方法についての比較
まずは、それぞれのカードの取得方法について比較したいと思います。
三井住友カード ゴールド(NL)の取得方法
- WEBでの直接申込
- インビテーション(招待)
エポスゴールドカードの取得方法
- WEBでの直接申込
- インビテーション(招待)
ここに関しては、大きく違いはありませんね。
それぞれ、WEBでの申し込みとインビテーションによる申し込みが可能となります。
年会費についての比較
お次はカードの年会費について。
それぞれのカードの年会費は次のようになっております。
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費
- 通常5,000円
- 年間100万円以上の利用で翌年以降年会費無料
- インビテーションからの発行で年会費無料
エポスゴールドカードの年会費
- 通常5,000円
- 年間100万円以上の利用で翌年以降年会費無料
- インビテーションからの発行で年会費無料
年会費に関しても全く差がないです。
これは完全にパク・・・、いえ素晴らしいオマージュですね。
家族カードについての比較
続いては家族カードに関する比較。
三井住友カード ゴールド(NL)の家族カード
- 無料で発行可能(枚数制限なし)
- 生計を共にする配偶者、満18歳以上の子供、両親に対して発行可能(1親等)
- 家族カードのため基本的には審査無し
- 家族カードの引き落とし口座は本カード会員の口座
エポスゴールドカードの家族カード
- 無料で発行可能(枚数制限なし)※家族カードではなく、エポスファミリーゴールド
- 2親等以内の家族に発行可能
- 厳密には家族カードではないので審査有り
- ファミリーゴールドの引き落とし口座は会員自身の口座もしくは、本カード会員の口座を設定可能
家族カードについては、少し差が出ました。
三井住友カード ゴールド(NL)は普通の家族カードなので、通常発行時に審査が不要となっています。
しかし、エポスゴールド側は審査が必要となっています。
これは、エポスファミリーゴールドが厳密には家族カードではないことが原因です。
エポスファミリーゴールドは家族にエポスゴールドを紹介することができる制度となるので、発行した家族自身が本会員という扱いとなります。
そのため、カード発行時には審査が発生するというわけです。
逆にファミリーゴールド側にもメリットもあります。
紹介された家族自身が本会員となる特性上、引き落とし口座を別で設定することができます。
家族カードは欲しいけど口座を分けたいという方にはお勧めですね。
ちなみに、上述しましたがファミリーゴールドカードの引き落とし口座を本会員の口座にすることも可能です。
選択肢があるっていいですよね!
還元率についての比較
お次はお待ちかねの還元率!
還元率はカードの要でもあるので、気になりますよね。
三井住友カード ゴールド(NL)の還元率
- 通常0.5%
- 年間100万円以上のカード利用で10,000ポイントボーナス
- 家族カードのカード利用も合算して集計
- SBI証券でのつみたて投資分については、利用額への加算対象外
- セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでのカード決済が2.5%還元
- タッチ決済なら+2.5%還元(合計で5.0%還元)
エポスゴールドカードの還元率
- 通常0.5%
- 年間100万円以上のカード利用で10,000ポイントボーナス
- ファミリーゴールドのカード利用分は合算されない
- ファミリーゴールドについても、年間100万決済で10,000ポイントボーナス
- tsumiki証券でのつみたて投資分についても利用額への加算対象
- ファミリーゴールドカードも含めたカード利用合計額により最大6,000ポイントボーナス
- 「選べるポイントアップショップ」で指定した店舗・サービスでの決済が1.5%還元
基本となる還元率は両者0.5%で横並び。
となるとポイントとなってくるのはボーナスポイント等の追加サービス。
まず、年間100万利用でのボーナスポイントについては、両者等しく10,000ポイント。
異なるのは100万の集計方法。
三井住友カード ゴールド(NL)側は家族カードも利用額として合算されるのに対し、エポスゴールドカードはファミリーゴールド分の利用は利用額に合算されません。
一見エポスゴールドカードの方が不利に見えますが、実はそうとも言い切れません。
確かに家族分が合算されないと100万利用のハードルは高まりますが、エポスゴールド側はファミリーゴールドでも100万決済で10,000ポイントがもらえます。
要は考え方次第ですね。
年間家族全員で100万くらいの利用となる場合は、利用額が合算される三井住友カード ゴールド(NL)が有利です。
逆に、年間一人当たり100万程度利用する場合は、エポスゴールドカードの方がお得になります。
何せ、100万利用を達成した会員×10,000ポイントもらえるわけですからね。
ちなみにエポスゴールドの場合、投資信託のつみたて分も利用額に含まれるので、100万利用は意外と苦にならなかったりします。
※三井住友カード ゴールド(NL)はSBI証券でのつみたて利用分は利用額加算対象外
また、エポスゴールド側では、ファミリーゴールド会員も含めた利用額の合算でさらにボーナスポイントがもらえます。
家族皆でつみたて投資とかしてれば、意外と簡単に達成できたりするので結構お勧めだったりします。
最後に、特定店舗での還元率について。
セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでの決済については、三井住友カード ゴールド(NL)の圧勝です。
5.0%還元は凄すぎます!エポスゴールドでは足元にも及びませんね、、
また、上記に加え、家族ポイントなるサービスも開始され、家族の三井住友カード会員の数×1.0%(最大5.0%)の還元を追加で受けることが可能です。
つまり、自分+家族に5人の三井住友カード本会員がいる場合は、なんと上記4店舗での還元率は最大10.0%になります。
強すぎぃ。
逆に、上記4店舗をほとんど利用しない場合はエポスゴールドカードがお勧めです。
「選べるポイントアップショップ」でモバイルSuicaを指定すると、Suicaチャージで1.5%還元になったりするので汎用性が高いです。
おまけ:上位カードについての比較
最後はおまけ。
ゴールドカードの上位カードとなる「プラチナカード」について。
これはそもそも比較にならないです。
エポスゴールドには上位カードとなるエポスプラチナが存在しますが、三井住友カード ゴールド(NL)には上位カードが存在しません。
まあそのうちひょっこり三井住友カード プラチナ(NL)とか出しそうではありますが、、
まとめ
どちらがお得かという問いには答えることができませんでしたね。
どのカードにも言えることですが、結局は持つ人次第というところが大きいです。
ということで、カード別にお勧めする人物像をまとめてみましたので、最後にご一読ください。
三井住友カード ゴールド(NL)をお勧めする方
- 家族を含めた年間のカード利用額が100万円程度の方
- セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドをよく利用する方
エポスゴールドをお勧めする方
- 家族を含めた年間のカード利用額が200万円以上の方
- 本会員、ファミリーゴールド会員でそれぞれ100万決済した場合、1万ポイント×2の還元を受けることが可能
- 2親等の家族にカードを発行したい方
- 家族カードと本カードで引き落とし口座を分けたい方
- セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドをあまり利用しない方
以上、「三井住友カード ゴールド(NL)」と「エポスゴールド」はどちらがお得?似て非なる2枚を徹底比較!でした。