(3/1)Oliveの申し込み開始に合わせて情報を最新化しました。大幅に内容が変わっています。
ついに申し込みが開始されました三井住友銀行の「Olive」について。
- 結局Oliveって何なの?
- 三井住友カード持ってるけどOliveアカウント開設するとお得なの?
- 三井住友カードゴールド(NL)の修行済みだけど、Oliveのゴールドが年会費無料欲しい場合は再修業必要?
- プラチナプリファードカードを既に持ってるけど、Oliveのプラチナプリファードに切り替えた方がいいの?
等々、様々な疑問の声が寄せられております。
ということで、3月になる前に一度整理してこの辺りをすっきりさせておきましょう!
結局Oliveって何なの?
出典:三井住友銀行
「Olive」は三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行・三井住友カードから個人向け総合金融サービスです。
Oliveアカウントを開設すれば、三井住友銀行の口座、クレジット、デビット、ポイント払い、さらには保険・証券まで、1つのアプリでまとめて管理できます。
俗に言うスーパーアプリのようなものと思っておけばよいかと思います。
Oliveで注目すべきは下記2点。
- Oliveフレキシブルペイが利用可能
- OliveのVポイントアッププログラムで還元率が最大5%上昇
Oliveフレキシブルペイ
出典:三井住友銀行
Oliveフレキシブルペイはキャッシュカードの機能と、デビット、クレジット、 ポイント払いのお支払い機能が一体となった オールインワンカードの呼称です。
「デビット」「クレジット」「ポイント払い」の3種類の支払い方法をアプリから自由に切り替えることができるようです。
オールインワンカードには「一般」「ゴールド」「プラチナプリファード」の3段階が用意されており、それぞれ「三井住友カード」「三井住友カードゴールド」「三井住友カードプラチナプリファード」と同等の年会費・特典が設定されています。
※オールインカード「ゴールド」については、年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料
各カードの特典については、長くなるので割愛します。
OliveのVポイントアッププログラム
OliveのVポイントアッププログラムを利用することで、対象店舗でのタッチ決済による還元率を最大+5%アップさせることが可能です。
還元率アップの条件は下記の通り。
- Oliveアカウントの「選べる特典」で+1%
- Oliveアカウントの契約&アプリログインで+1%
- 住宅ローンの契約で+1%
- SBI証券にて当月の投資信託の買付が1回以上で+0.5%
- SBI証券にて当月の国内株式または米国株式の取引が1回以上で+0.5%
- SBI証券にて当月末のNISA/つみたてNISA口座の保有資産評価額が30万円以上で+1%
まあ+2~3%くらいまでは比較的容易に達成できそうですね。
ちなみに、「選べる特典」で給与・年金受取特典を選択した場合、給与等の振り込みが発生すると200Vポイントもらえます!
「選べる特典」の詳細はこちらのページに解説があります。
三井住友カード持ってるけどOliveアカウント開設するとお得なの?
結論からお話しすると「お得」です。
「Oliveアカウント」を作成することで、既存の三井住友カードでも前述した「OliveのVポイントアッププログラム」の恩恵を受けることが可能です。
現在、三井住友カードの家族ポイント制度もフルに利用して10%還元を実現している方は、さらにOliveのポイントアッププログラムで+5%還元が可能なので、最大15%還元まで狙えるようになります。
三井住友カードゴールド(NL)の修行済みだけど、Oliveのゴールドが年会費も量で欲しい場合は再修業必要?
(2023/3/1 更新)
三井住友カード ゴールド(NL)で年間100万円以上利用した方限定で、2023年3月1日(水)~2024年2月29日(木)にOliveフレキシブルペイ ゴールドを申し込みすると、Oliveフレキシブルペイ ゴールドが年会費永年無料で発行されるようです!
出典:三井住友銀行
こちらのページに細かいFAQが載っているので、一度確認しておくことをお勧めします。
ちなみに、Oliveフレキシブルペイ ゴールドは初年度年会無料とのことなので、三井住友カードゴールド(NL)をお持ちでない方、100万円決済修行未達成の方は、Oliveフレキシブルペイ ゴールドで100万円決済修行をするのもありですね。
※Oliveフレキシブルペイ ゴールドも年間100万円の決済で年会費が永年無料となります。
プラチナプリファードカードを既に持ってるけど、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードに切り替えた方がいいの?
メリット・デメリットがあるのでよく検討ください。
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードのメリット・デメリット
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードのメリットはOliveの「選べる特典」を最大2つ選択できる点です。
また、特典は重複して選択することも可能(「給与・年金受取特典」を除く)なため、「Vポイントアッププログラム+1%」を2つ選択することで還元率を2%引き上げることが可能です。
デメリットはプリファードストア(特約店)での決済について。
まず、プリファードストア(特約店)でのカード利用による還元率アップは「クレジットモード」限定となります。
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードで、「デビットモード」「ポイントモード」を選択していた場合は、還元率アップの対象外となってしまいます。
また、Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードでiD決済を利用した場合、選択したモードに関わらず「デビットモード」として処理されます。
そのため、iD決済については還元率アップの対象外となってしまいます。(ややこしい)
※上記注意点はプリファードストア(特約店)のページにも記載が追記されています。
そもそも、「クレジットモード」の利用が還元率アップの条件ですが、Oliveフレキシブルペイに「クレジットモード」が付くかどうかは審査次第となります。
仮に「クレジットモード」の審査に落ちるとかなり使えない年会費の高いカードになってしまうので注意です。
プラチナプリファードを持っていない方については、初年度年会費無料のようなので、お試しで持ってみるのはいいかもしれません。
プラチナプリファードのメリット
メリットはプリファードストア(特約店)でのiD決済が還元率アップの対象で分かりやすい。
デメリットはOliveプラチナプリファードのメリットを受けることができない点でしょうか。
Oliveの「選べる特典」を最大2つ選択可能になる点にどれだけ魅力を感じるかが分水嶺になるかと思います。
ちなみに、Oliveプラチナプリファードへの乗り換えの場合、プラチナプリファードカードの利用実績に応じてポイント進呈があるようなので、こちらもチェックしておくといいでしょう。
詳細はこちらのページを参照ください。
まとめ
最後に要点だけまとめます。
- Oliveは俗にいうスーパーアプリ(のようなもの)
- Oliveフレキシブルペイはキャッシュカードの機能と、デビット、クレジット、 ポイント払いのお支払い機能が一体となった オールインワンカード
- OliveのVポイントアッププログラムで対象店舗でのタッチ決済の還元率が最大+5%
- 三井住友カードの既存会員もOliveは申し込むべき
- 三井住友カードゴールドNLで100万円決済修行を完了している場合、Oliveフレキシブルペイ ゴールドを永年年会費無料で発行可能
- OliveフレキシブルペイでiD決済をすると「デビットモード」で処理される(プリファード特約店での還元率アップが対象外となる)
- Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファードを発行するとOliveの「選べる特典」を最大2つ選択可能(一部を除いて重複選択も可能)
- Oliveプラチナプリファードへの乗り換えの場合、プラチナプリファードカードの利用実績に応じてポイント進呈がある
- Oliveフレキシブルペイ ゴールド・プラチナプリファード共に、初年度年会費が無料
まあ、三井住友カードを利用している方は、Oliveの申し込みをして損なことはないです。
Oliveの申し込みには三井住友銀行の口座開設が必要なので、この機会に是非口座を開設しましょう!
以上、【直前おさらい】三井住友銀行の「Olive」を解説!既存三井住友カード会員はOliveアカウントを開設すべきなの?でした。