この度、三井住友カードからナンバーレスのゴールドカードが発表されました。
その名も、「三井住友カード ゴールド(NL)」。
今年の2月に公開された「三井住友カード(NL)」上位互換にあたるカードですね。
三井住友カード ゴールド(NL)
出典:三井住友カード
年会費(税別) | 家族カード(税別) | ETC(税別) |
5,000円※ | 無料 | 500円※ |
国際ブランド | ポイント名 | 還元率 |
Visa/Mastercard | Vポイント | 0.5% |
※年間100万円の利用で、翌年度以降年会費無料
名前のまんま、三井住友カードが発行するナンバーレスカードのゴールドカードです。
今年2月に通常カードが出たばかりなのに、すさまじいスピード感ですね!
ぱっと見は、三井住友カード ゴールドと同じですが、このカードについても通常のNLカードと同様に、表にも裏にもカード番号が記載されていません。
カード番号が書いていないということは、お店で人に渡してもカード番号を盗み見される心配がないわけですね。
本カードの大きな特徴は下記の2点
- 年間100万円の利用で、翌年度以降のカード年会費が無料
- 年間100万円の利用で、ボーナスとして10,000ポイント還元
出典:三井住友カード
年会費5,500円とお手頃な価格が設定されているこのカードですが、年間100万円の利用で翌年以降のカード年会費が無料となります。
この特典のミソは、条件達成時に翌年以降の年会費が無料となる点。
翌年以降ということは、一回でも年間100万円以上決済してしまえば、永年年会費の支払いが必要ないということになります。
つまり、年会費無料のゴールドカードといってしまっても過言ではないと思います。
また、同じく年間100万円の利用で、10,000ポイントが還元される特典も用意されています。
100万円利用で10,000ポイント還元ということは還元率は1.0%。
通常のカード決済の場合、還元率は0.5%となるので、年間100万ジャストカードを利用した場合、このカードの還元率は1.5%になります。
年会費無料で1.5%還元というと、エポスゴールドを彷彿とさせます、、
エポスゴールドも年間100万の決済を一度でも達成すると年会費が永年無料となります。
また、年間100万円のカード利用で、10,000ボーナスポイントをもらうことができます。
・・・あれ、本当にほとんど一緒ですね、、
これは完全にエポスゴールドを仮想敵として作られた感じがします。
来年くらいにはプラチナのNLカードとか出てきそうな勢いです。
ちなみに、通常のNLカードに付帯していた特典も健在!
「セブンイレブン」「ファミリーマート」「ローソン」「マクドナルド」でのカード利用はこのカードでも5%還元です。
出典:三井住友カード
上記4店舗でのみのカード利用で年間100万決済を達成した場合、ボーナスポイント10,000ポイントに加えて50,000ポイントがもらえるので、100万の利用で60,000ポイントもらえることになります。
理想論ですが、上記達成できればこのカードの還元率は6.0%に高まります。
夢がありますねぇ。
年間100万円の利用に含まれる支払い・含まれない支払い
さて、この三井住友カード ゴールド(NL)ですが、年間100万円利用できるかどうかが大きなポイントとなってきます。
そうなると気になってくるのが、100万円の利用に「含まれる支払い」と「含まれない支払い」。
ついでにこちらも少し解説していきたいと思います。
100万円の利用に「含まれる支払い」
まずはポジティブな方から。
100万円の利用に「含まれる支払い」についてですが、実はこちらは三井住友カードから公式に公表されています。
- 家族カード
- 税金・公共料金のお支払い
- 楽天ペイ
- ローソンスマホレジ
- Apple Pay
- au Pay
- ETC
- Google Pay™
- iD
- Kyash
- LINE Pay
- Mastercardコンタクトレス決済
- PayPay
- Visaのタッチ決済
引用:三井住友カード
個人的に以外だったのがKyash。
この辺は明記しないと思っていただけに意外でした。
やはりKyashは優秀!串※の役割をしっかり果たしていますね。
※串=中継の意味
100万円の利用に「含まれない支払い」
次はネガティブな話題。
こちらは基本的にほとんど明記されていません。
唯一明記されているのがこちら。
- 下記ご利用はご利用金額の集計対象となりません。
年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)、三井住友カードつみたて投資(SBI証券)、
キャッシングリボ、海外キャッシュサービス、その他ローンの返済金、リボ払い・分割払い手数料、
交通系含む電子マネーへのチャージ、弊社発行プリペイドカードへのチャージ、スマートフォンアプリ「Vポイント」へのチャージ、
国民年金保険料、提携会社からの収納事務を委託された一部の保険料引用:三井住友カード
概ね予想通りですが、意外だったのが「三井住友カードつみたて投資(SBI証券)」。
2021年7月頃から三井住友カードでの投資信託の購入が可能となったのですが、こちらは100万円の利用に「含まれない支払い」とのこと。
エポスカードの方では、投資信託の購入も100万円の利用に含まれる支払いだったので、正直驚きました。
後、注意する点としては、一括りで表現されている「交通系含む電子マネーへのチャージ」。
何が対象で何が対象でないのかが不明瞭なので、チャージについては前述したKyashを経由する形をとった方がいいでしょう。
特に今流行のトヨタウォレットについては、同社発行のプリペイドカードとなるため、恐らく100万円の利用に「含まれない支払い」に分類されると思われます。
新規入会キャンペーン
最後に三井住友カード ゴールド(NL)の新規入会キャンペーンを紹介しておきます。
2021年7月1日~2021年9月30日までにカード入会すると、下記2件の特典があります。
- 初年度年会費無料
- カードご入会月+2ヵ月後末までの期間、カードの利用で最大15%還元
2つ目の還元キャンペーンについては、適用されるかどうかいくつかの条件がありますので、こちらのページをよくチェックしてください。
とーみねは、三井住友カード(NL)を保持しているので、15%還元キャンペーンは適用されません。
(基本、三井住友カード(NL)を持っている方は還元キャンペーンの方は対象外と思っておいた方がいいかもしれません)
以上、ナンバーレスのゴールドカード「三井住友カード ゴールド(NL)」が新登場!エポスゴールドの対抗馬となる年会費無料の1.5%還元カード!?でした。