(2020/10/3)ヒルトンの新規提携カードの発行が2020年秋から2021年春へ変更となったため、記事を更新しています。
2020年6月、クレジットカード界隈に激震走る。
なんと、三井住友カードが提供していたヒルトン・オナーズVISAプラチナ、ゴールド、グラシックカードの新規発行受付が2020年6月30日をもって終了するという告知が出ました。
ヒルトン・オナーズVISAプラチナ、ゴールド、クラシックカードの新規入会は2020年6月30日(火)をもって受付終了いたしました。(家族カードの新規入会も含む)
ヒルトンが異なるブランド会社と発行を予定している新提携カードについての詳細はヒルトンのウェブサイトよりご確認いただけます。※別ウィンドウでヒルトンのウェブサイトへリンクします。
お客さまにはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒宜しくお願いいたします。引用:三井住友カード
ここで気になるのは、この一文
「ヒルトンが異なるブランド会社と発行を予定している新提携カードについての詳細はヒルトンのウェブサイトよりご確認いただけます。」
ヒルトンの公式サイトに遷移してみると・・・
2021年春に新規カードが登場するとのこと!
新たな特典とポイント還元サービスがつまった新しいヒルトンの提携カードが2021年春に登場予定です。現在皆様にご愛顧いただいている三井住友ヒルトン・オナーズVISAカードのサービス提供は2022年8月31日(水)まで継続いたします。
より詳細な情報に関しては、後日発表いたします。しばらくお待ちください。
引用:ヒルトン
ということで、今回はヒルトンの新規提携先の考察とカード付帯の特典について、考察してみたいと思います。
ヒルトンの新しい提携先はアメックス?
さて、皆さん気になるヒルトンの新しい提携先ですが・・・
とーみねはアメックスになるのではないかと思っています。
なぜかって?
なんとヒルトン・オナーズの公式サイトに、アメックスのカードが表示されていました。笑
「詳細」をクリックした先のページは404となっており、現在閲覧することはできませんが、ドメインからアメックスプロパーのカードであることが推察できます。
※下記画像のURLはリダイレクト(WEBページに訪れたユーザを別のURLに自動的に誘導・転送させるためのしくみ)された後のもので、リダイレクト前の実際のURLは「https://apply.americanexpress.com/hilton-card/?page_url=3」となります
それに、アメックスは元々アメリカではヒルトン提携のカードを取り扱っているんですよね。
カードフェイスもサイトで公開されたものと似通っています。
新ヒルトン・オナーズカードの特典を予想
続いては、新ヒルトン・オナーズカードの特典を予想していきたいと思います。
といってもただのあてずっぽうだと面白くないので、アメリカで提供されているヒルトンカードを参考にしたいと思います。
まずは、アメリカのヒルトンカードの特典を見てみましょう。
US | ヒルトン・オナーズカード | ヒルトン・アメックス・アスパイアカード |
ヒルトンホテルで利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 7ポイント | 14ポイント |
レストランで利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 5ポイント | 7ポイント |
航空会社またはamextravel.comで航空券購入に利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 3ポイント | 7ポイント |
ガソリンスタンドで利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 5ポイント | 3ポイント |
スーパーマーケットで利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 5ポイント | 3ポイント |
その他場所で利用した場合の1ドルあたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
ヒルトン・オナーズのステータス付与 | シルバー | ダイヤモンド |
無料宿泊特典付与 | – | 1泊分 ※年間60,000ドル以上の利用で1泊分+ |
ヒルトンリゾートで使用できるクレジット | – | 250ドル |
年会費 | 無料 | 450ドル |
どうでしょうか?
流石本家アメリカのクレジットカード、、恐ろしいスペックですね、、
450ドルの年会費のカードを作るだけで、無料宿泊特典にヒルトンのクレジット、さらにはダイヤモンドステータス付与ですよ。
さて、上記を元に同種の2種クレジットカードが日本でも発行されると仮定しましょう。
まあ、本家のようなスペックのカードは流石に発行されないでしょう。
まず、還元率ですが、ヒルトンポイントは1ポイント=0.3円程度の価値です。
日本のクレジットカードでの還元率は1.0%程度が標準です。
それを踏まえると、基本還元率は本家と同じく、100円当たり3ポイント程度の還元になると思われます。
ヒルトンでのカード利用ではボーナスがつき、大きく還元率が上がるでしょう。
日本のSPGアメックスの例だと、100円当たり10ポイントの還元(3%還元)が設定されています。
そこから想像するに、同じく100円当たり10ポイント程度の還元を受けることができると思われます。
次に、ヒルトンのステータス付与についてですが、ヒルトン・アメックス・アスパイアカードでも無条件でのダイヤモンド付与はないでしょう。
日本で、ヒルトンのダイヤモンドステータスが無条件付与されるクレジットカードはアメックス・センチュリオンのみとなるので、アスパイアカードで付与されるステータスはせいぜいゴールドが関の山という印象です。
ただ、年間100~150万程度のカード利用で、付与されるステータスがダイヤモンドにランクアップする可能性は高いです。
実際、三井住友カードで発行されていたヒルトン・オナーズ VISA プラチナカードでは、年間120万の利用でダイヤモンドステータスが付与されていました。
逆に、通常のヒルトンカードについては、シルバーランク付与で違和感は特にないですね。
無料宿泊特典については、SPGアメックスにも付帯しているサービスなので、ヒルトン・アメックス・アスパイアカードでは付帯される可能性が高いです。
しかし、ホテルクレジットについては、日本ではなじみがないので付与されないと思われます。
最後に年会費ですが、ヒルトン・アメックス・アスパイアカードについては、SPGアメックス並みの年会費で出してくるのではないかと思っています。
3~4万円程度といったところでしょうか・・・
通常のヒルトン・カードについては、流石に年会費0円ということは無いでしょう。
アメックスグリーン以上、ヒルトン・アメックス・アスパイアカード以下の設定になると思われるので、1万5000円~2万5000円くらいかなという印象です。
では考察の結果をまとめてみましょう。
ズバリ、日本でのヒルトンアメックスカードの特典は下記になると予想します!
日本(予想) | ヒルトン・オナーズカード | ヒルトン・アメックス・アスパイアカード |
ヒルトンホテルで利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 10ポイント | 10ポイント |
レストランで利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
航空会社またはamextravel.comで航空券購入に利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
ガソリンスタンドで利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
スーパーマーケットで利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
その他場所で利用した場合の100円あたりの付与ポイント | 3ポイント | 3ポイント |
ヒルトン・オナーズのステータス付与 | シルバー | ゴールド ※年間100万~150万以上のカード利用で、ダイヤモンドステータス付与 |
無料宿泊特典付与 | – | 1泊分 |
ヒルトンリゾートで使用できるクレジット | – | – |
年会費 | 1万5000円~2万5000円 | 3万~4万円 |
こうして見ると、ヒルトン・オナーズカードの旨味があまり感じられませんね、、
日本ではアスパイアクラスのカード1本での勝負も考えられます。
まあ、あくまで予想なので、話半分くらいで聞いておいてもらえるとありがたいです。笑
以上、アメックスからヒルトンカードが登場間近!?USカードを参考に付帯する特典を大胆予想!でした。