世界にはびこる暗雲。
皆様、新型コロナウイルス対策にいそしんでおられるかと思います。
今回は普段とは一風変わった話題についてお話したいと思います。
題して「キャッシュレス決済は新型コロナ(COVID-19)対策となりえるのか?」。
この話題、最近よく聞くんですよね。
「現金は汚い!ばい菌がいっぱいだ!」
「各国新型コロナの影響でキャッシュレス決済が盛んだ!」
etc…
というわけで今回は、コロナ対策においてキャッシュレスは現金より有効かどうかを とーみね 視点から考察してみたいと思います。
※以降の内容は、あくまで とーみね の個人的な見解です
現金支払い
日本における現金は、10,000円札や1,000円札といった「紙幣」と10円玉や100円玉といった「硬貨」の2種類に分けられる。
さて、この現金ですが、綺麗か汚いかで言うと、当然汚いものという結論になります。
そりゃそうです。
だって、現金を支払ってお釣りをもらって、またその現金で支払って・・ということを繰り返している内に、どんどん汚れや菌が付着していきますからね。
現金の汚染実態については、2013年に衛生微生物研究センターで調査されていて、特に紙幣で多くの細菌の付着が確認されています。
硬貨については、紙幣の1/10以下くらいで、特に10円玉については検出限度以下だったようです。
上記を鑑みると、新型コロナウイルス感染症を予防する観点でも、現金の使用は控えた方がいいかもしれませんね、、
どうしても現金が使いたい場合は、硬貨をメインにするといいでしょう!
現金の清潔度
×:紙幣は特に汚いので、受け渡しは硬貨が無難
カード支払い
現金については、紙幣が清潔ではないという結論でしたが、カードはどうでしょうか?
日本におけるカードは、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード等が代表的なものとして上げられる。
現金と違い、カードは人から人への受け渡しが少ないので、現金ほど色々な人の手に渡ることはないです。
ですが、0でもないのが事実。
日本では、カードを店員に渡して読み取ってもらう文化が根強いので、一部の店舗を除き店員さんには一度カードを渡すことになると思います。
ここで、接触が生まれてしまうので、感染のリスクが全くないわけではないと思っています。
カードの清潔度
△:人から人へ回ることはないため、現金よりは清潔。ただし、使用時は店員にカードを渡すことも多いのでその点はリスクとなる可能性も。
非接触型決済
非接触型決済とは、カードやスマホに埋め込まれた「ICチップ」とお店の決済端末との間で無線通信にて決済する仕組みです。
こう書くと、「何それ、知らない!」という方がいっぱいいるかと思います。
では言い方を変えましょう。
SuicaやEdy、Apple Pay、Google Payといったお店で「ピッ」とタッチするタイプの決済手法が非接触決済です。
どうです?イメージが沸いたでしょうか?
それでは本題です。
非接触というくらいですので、接触による感染リスクは全くないのか?
この問いに対する とーみね の回答は「リスクが全くないとは言えない」です。
それはいったいなぜか?よく思い出してみてください。
皆さんIC決済する際、改札機にSuicaやICOCAをペチペチ叩きつけていませんか?
コンビニでApple Pay支払いをする際、端末にスマホをペチペチ叩きつけていませんか?
色々な人が同様の行動をしていると考えると、カードやスマホをかざす際に接触が生まれていると言えます。
摂食が生まれている以上一定のリスクは生じていると考えるのが自然ですよね。
一応「非接触」という名前を冠しているので、実際には完全にタッチしなくても反応はするんですが、その微妙なラインまで端末に近づけるというのは難しいですよね、、
非接触IC決済の清潔度
〇:決済時、スマホやカードを他者に触れさせる必要はないが、タッチ時に接触が生まれるためわずかながらリスクはある。
コード決済
最後の考察は今流行のコード決済。
PayPayやLINE PayでおなじみのバーコードやQRコードを読み込んだり、読み込ませたりして決済するあれです。
では、このコード決済における新型コロナの感染リスクはどうでしょうか?
結論からお話しすると、ほぼノーリスクというのが とーみね の見解です。
決済時の行動を思い出してみてください。
コード決済での支払い時の行動は、下記2パターンのどちらかになりますが、どちらも人とモノとの接触がほぼありません。
- スマホを操作し、お店のQRコードを読み取って決済
- スマホを操作し、QRコードを提示することで決済
つまり、コード決済こそこのご時世に最も優れた決済方法だと言えると思います!
非接触IC決済の清潔度
◎:決済時、スマホやカードを他者に触れさせる必要はないので清潔
以上が とーみね の考えとなります。
結論としては、キャッシュレス決済はコロナ対策足りえるということです。
いかがでしたでしょうか?
脱現金に挑戦してみたくなりました?笑
最後に一言だけ言っておきます。
今回の記事はあくまでキャッシュレスと新型コロナウイルスに焦点を当てたものとなります。
テレビで報道されている「3密を避ける」「手洗いうがいをする」が最も重要なコロナ対策となるということだけ付け加えておきます。
以上、キャッシュレス決済は新型コロナ(COVID-19)対策となりえるのか?でした。